私は不動産投資は今年始めたばかり。
ただ、20年ほど前に辞めたけど、消費者金融でそこそこ長く勤めておりました。
債権回収業務では、回収成績は常にトップ。輩的な取立てをする人が多い中、一人主に法的回収を軸に、督促をしない回収をしておりました。
上司は毎日「電話せんかい!電話!」と怒鳴り散らしていたが、私には一切そんなことは言わない。だって上司は回収成績で私に絶対勝てないから。
ただ嫌われてるので万年平社員。
債権回収するのに電話してるやつは馬鹿だと思ってる。
私は電話なんてしない。掛かってきた電話に出るだけ。
交渉なんてしない。交渉してくるのは相手。
「すいません。来月まで待ってください!」
「待つ理由ないんで。もう電話して来ないでください。忙しいんで。」ガチャ。
「すいません。今月中になんとかしますから。」
「信用できないんで。もういいですか?」ガチャ。
いや本気で面倒なんです。電話は。どうせ払わないから。
だって、12年遅れとかの相手ですよ?こんな相手に回りのやつらは、
「〇〇さんですか!いつ払ってくれるんですか!?」
とか、こっちから電話して高圧的にしゃべってんのね。
誰がそれで払うねん。12年間も逃げおおせたやつが。アホか。
人が金を払うのは、払わないリスクが、払う金より大きいから。
そのリスクを模索するのが債権回収。
12年間払ってなかったヤツが、払う気になるのは、いつか。
結婚した。職に就いた。家族が増えた。前の家族の元に戻った。
人生には何らかの動きのあるタイミングがある。
開き直って踏み倒すつもりが、そう出来なくなってくる時がやってくる。
そのタイミングを待ち構えるのが債権回収。
不動産投資をしていて、大家業をやれば、避けて通れないのが債権回収。
だからこそ、家賃保証というものが発生し、伸びてきた。
これまで大家が苦労してきた債権回収を、代わりにやってくれる。
しかもその保証料は大家ではなく入居者が負担してくれる。
こんなありがたい制度はない。
しかし、残念ながら、この制度は都合が良すぎる。
大家にとってはメリットしかない。
ということは、入居者にとってはデメリットしかない。
保証人を用意しなくても良い。
から、
今は保証会社加入が必須。
になり、約9割の賃貸物件入居に必須条件となるに至った家賃保証契約。
さらには
保証会社に加入しても、保証人は付けろ。
いやいやふざけんじゃねーぞ。
調子に乗りすぎだよ。
そもそも元々この制度、おかしいんだから。
入居者の側が不満を持ち、疑問を持ち、今や入居者側からは悪しき制度と化しつつある。誰も感謝などしていない。
大家業はwin-winを目指す関係を作らなきゃならないのに、家賃保証に関しては、その関係が構築できていない。
だって、家賃保証会社って、中身、金融の人間ですからぁ~~~~~っ!
残念!いずれ必ず廃ります。
しかも中身の金融の人間、上のような馬鹿みたいな電話督促やってた、うだつの上がらない仕事の出来ない、他業種に転職できない業界の出がらしみたいなのばっかり。
この業界が廃れた時、大家として困らないためには、最低限の債権回収の知識を身に着けておきましょう。
さて本題の住民票。
住民票は、債権者の立場であれば誰でも取れます。郵送で取れます。
相手住所の役所のホームページ見れば、必ず郵送の請求方法書いてます。書式もダウンロードできます。
債権者であることの証明が必要ですが、賃貸借契約書のコピーで完璧です。
届いたら、まず一番下を見てください。
ここに注目。

文言は2種類。もう1種類はこれ。

「世帯全員の」と書かれてあるかどうか。
書かれていれば、その人は単身世帯。書かれてなければ同居家族あり。
つまり家族構成の一部が透けて見えるということ。
前回取った時に独居世帯だったのに、今回チェックしたら同居家族ありの住民票。
ということは、家族構成に動きがあったということ。
結婚したのか、実家に戻ったのか、あるいは別居の息子か娘が帰ってきたのか。
いずれにしても、相手に「弱み」が出来たということ。
債権回収のGOサインである。
ちょっと需要ありそうなので、今日は債権回収について書いてみました。
需要あるのかどうか、わからないので今日は触りだけ。
需要あるよってことなら、
ぽちぽちっとしといてください。
ランキング上がれば色んな取立ての極意、伝授します。
お世話になっております。
債権回収、興味深く読ませていただきました。
他のサイトで掲載されている手順では回収までは難しいと思ったのですが、
本サイトでは回収への姿勢が違うと思いました。
さすがプロですね!
取り立ての極意、続きを楽しみにしております。
@oguma
コメントありがとうございます。
すいません、最近ブログは更新してないんです。
面倒くさくなっちゃって(笑)
ツイッターのほうで交流して頂ければ、わかる範囲で相談乗ります。